大阪府摂津市に本社を構える物流会社、株式会社永尾運送です。当社は昭和32年7月の創業以来、新聞輸送を行ってきました。この度、輸送後の空トラックを利用した帰り便を開始いたしました。また、新聞輸送の帰り便としてJA様(福井・滋賀・岡山・鳥取)の農作物輸送を任せていただくことになりました。
目次
1.近い将来、農産出荷団体の輸送能力が不足?!
迫りくる農産出荷団体の課題をご存じでしょうか?
1-1.農作物輸送の課題
経済産業省より「持続可能な物流に向けた検討会 中間取りまとめ(2023年2月)」にて、地域・品目別の不足する輸送能力の発表がありました。このデータによると2030年には、農産・水産品出荷団体の輸送能力は33%、中国地方の輸送能力は20%も不足することが分かります。
1-2.このままでは農作物が手に入りにくくなる未来も…
輸送能力低下の大きな原因には、ドライバー不足や運賃の上昇などがあります。実際、物流業界では「働き方改革関連法」の運用が2024年4月より開始したことを機に、運送会社の倒産やドライバー不足が加速しています。いわゆる「2024年問題」とよばれる課題です。それに伴い、運賃も徐々に高くなってきているのが現状です。
今の段階で輸送力不足は深刻な状態にあり、今後もこの状況が加速することを肌で感じております。
私たちの生活の中で当たり前にあるお米や野菜などの農産物が、簡単に手に入らなくなる未来が来るかもしれません。
2.永尾運送のサービスの紹介
当社では、365日定刻に沿って、4tトラックでの新聞紙を配送しています。現在は新聞輸送後、空トラックのまま拠点に帰ってきています。そこで、輸送先の地域の農作物を空トラックで運ぶことができれば、農産出荷団体と当社の間でwin-winの関係を気付くことができるため、新聞輸送帰り荷を開始いたしました!
2-1.集荷エリア
本社を構える大阪府摂津市を中心に、配送を行っております。
岡山県・鳥取県・福井・滋賀の農作物が集荷可能です!大阪市の中央市場まで大切にお運びします。
岡山:津山市、美作市、勝田郡、真庭市
鳥取:鳥取市、八頭郡
福井:鯖江市、越前市、今立郡、南条郡、敦賀市
滋賀:長浜市、米原市
2-2.リードタイム・配送頻度
配送前日にオーダーいただければ配送が可能です。また、ご依頼頻度も問わず、毎日の配送でも、月に1回の配送でも問題ございません。お客様の運んでほしいタイミングでご依頼いただけます。配送拠点に倉庫があるため、一時的な荷物の預かりも可能です。
2-3.運べる農作物
運べる農作物の条件は下記となります。
- 重量:4t未満、小ロットから承ります!
- 荷姿:米、イモ類、玉ねぎ、かぼちゃなど常温保管可能な農作物
- 最低オーダー数:制限無し
3.農産出荷団体様が得られる3つのメリット
新聞輸送の帰り便を利用することで、様々なメリットを得られます。その中でも3つのメリットを紹介します。
3-1.安心安全の輸送技術
大切な農産物を安全かつご要望の時間通りに必ずお荷物をお届けいたします。農産地から朝の市場の配送もお任せください!
3-2.柔軟な対応力
毎日行う新聞輸送の頻度を活かし、ご要望の配送頻度に柔軟に対応いたします。前日からの受注も喜んで承ります。また、当社は倉庫を保有しているため、事前にお持ちいただければ指定した日にちに配送いたします。2025年に新倉庫の設立を予定しております。
3-3.「持続可能な輸送」を実現!
365日行われる新聞輸送の帰り便なので、効率的かつ確実に運ぶことができます。また運賃が高騰する中、他社よりも安い価格でお運びするので、コストも削減することができます。安定的なサービスで農作物の「持続可能な輸送」に貢献いたします。
4.JA様の農作物を新聞輸送の帰り便でお運びします!
5.お問合せの方法
お問合せフォームまたは、お電話(TEL:072-654-1414)にて、お気軽にご相談ください。商品・納品時間・諸条件等を確認させていただき、運賃等をご提案いたします。
6.まとめ
会社名:株式会社永尾運送
創業:昭和32年7月
所在地
本社:〒566-0052 大阪府摂津市鳥飼本町4丁目5番8号
東京支社:〒135-0024 東京都江東区清澄1丁目2番1号 読売江東ビル3階
資本金 5,000万円
事業内容 一般区域貨物自動車運送事業・運送取扱業
車輌台数 50台(4t/2t)
役員 代表取締役:永尾 弘
付録:サービス紹介資料
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